北陸地方では「ガスエビ」や「ドロエビ」などと呼ばれることもあるクロザコエビは鳥取では幻のエビ「モサエビ」といわれ重宝されています。
幻のエビといわれる理由は主に三つ。
一つ目は、水揚げされてからの鮮度劣化が早いため県外などの遠方に出回ることが少ないこと。
二つ目は、旨味成分のひとつ「タウリン」が一般的な甘エビの3.5倍もあるというデータもあるほど濃厚な旨味で美味しすぎるため、ほぼ地元で消費されてしまうこと。
三つ目は、9月~5月が旬でカニのシーズンと重なる時期が長く、繁忙期では漁師さんもカニ漁に集中することから隠れた存在となりあまり知られていないこと。
まさに、鳥取に来るなら味わいたい鳥取でしか食べられない幻の食材です!