鳥取市観光サイト

白旗城は播磨の守護赤松氏の本城として標高約440ｍの急峻な白旗山頂に築城されました。後醍醐天皇と対立した足利尊氏追討のために、新田義貞が率いた6万の軍勢の攻めに50日以上も耐えた難攻不落・要害堅固な山城で、反撃に転じる契機をつくったことでも知られています。南北朝期から戦国期にかけて戦乱の中で何度も歴史の舞台に登場しますが、記録の上では一度も落城したことがない名城で、全長470mに及ぶ大規模な梯郭式形状を持ち、東西約560ｍ、南北約400mの範囲に、本丸、二ノ丸、三ノ丸、櫛橋丸、馬場丸のほか、土塁や堀切などの遺構が多く残る貴重な山城です。

現在は近畿自然歩道が整備されており、登山コースとして観光スポットとなっています。

智頭線「河野原円心駅」から南へ徒歩で5分のところにある「宝林寺」境内に隣接する「円心館」は、南北朝時代から室町時代にかけて活躍し、播磨守護となった赤松円心をはじめ、円心の三男則祐・別法和尚（雪村友梅の説もあり）および則祐の娘千種姫の「赤松三尊像」と呼ばれる県指定文化財の木坐像が安置されています。円心や赤松家ゆかりの文化財も陳列された資料館で、播磨の歴史を知ることができます。

大正時代に西脇酒造4代目、西脇寿一郎によって建てられた「東の蔵」をアートや音楽を伝える場所として改装した「ギャラリーひがし蔵」。古くから伝わる酒造りの伝統を目にすることができます。

カフェでは玄米ピザや甘酒ジェラート、モロヘイヤ入りケーキやあんバタートースト等オリジナルメニューを取り揃えており、酒蔵の趣を感じながらゆったりと過ごすことができます。智頭急行「上郡駅」からは車で約5分、駅のレンタサイクルを利用すれば約8分ほどで訪れることができます。

山陽自動車道「備前IC」を降りて約15分、智頭急行・JR「上郡駅」より徒歩約25分の場所にある「Glass Studio 刻（とき）」は吹きガラス体験ができるガラス工房です。

作家として数々の受賞歴があるオーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれる体験プランは、吹きガラスをはじめ、皿やコップ、ワイングラス、花瓶なども。

子どもから大人まで、安心して1200℃の炉の中で溶けたガラスに息を吹き込む一瞬一瞬で形づくられていく魅力を体感することができます。

日本近代化の重鎮「大鳥圭介」の生誕地に建てられた「いきいき交流ふるさと館」。毎月第1・第3日曜日の9時から12時に開かれ、館内の大鳥圭介に関する資料展示や、漫画「けいすけじゃ」で描かれた大鳥圭介の幼少時代から明治維新までの半生をまとめたアニメを見ることができます。また、開館日にはボランティアの方が運営する喫茶コーナーや、圭介に関する語りべ・猪尾塾長による、圭介塾も開校します。

モミ、シイなどの巨樹が観察できるエリアや、ヒノキ林などがある「森林体験ゾーン」と、松及び広葉樹の混交林で、ウグイスやホトトギス等の野鳥やクワガタ等の昆虫、コバノミツバツツジやモチツツジが生息する「里山ゾーン」に整備された「上郡森林体験の森」。ワークハウスでは、不定期で林業体験・木工加工(木工教室・キノコ栽培教室・鳥の巣箱づくり教室等)などができます。

「須佐之男命（スサノオノミコト）」とそのご家族を祀る珍しい神社として知られる「高嶺神社」。千年以上前から、大切な人を想う神聖な場所として多くの人々に親しまれてきました。家庭円満のほか、厄除けや五穀豊穣、縁結びのご利益をいただけます。

高峯山の山頂に祀られている高嶺神社までの車参道は急傾斜・急カーブが多数ありますので、対向車等に十分注意してご通行ください。

公共宿泊施設「上郡ピュアランド山の里」の建設工事に先立つ発掘調査により発見された、弥生時代と古墳時代の古墳群「井の端古墳公園」。13基の古墳からなり、そのうち5基については復元され、いつでも見学できるようになっています。公園の隣に桜の木が植えられ、春にはきれいな花が咲きます。

菅原道真が、筑紫に左遷の折に風波の難を坂越の浦に避けられたという由緒にちなみ、北野神社より御分霊を勧請したことに始まると伝えられる「上郡天満神社」。上郡駅からは徒歩で約30分ほどかかりますが、レンタサイクルを使えば10分程度で行くことができます。