【2024】秋を彩る鳥取市の紅葉情報

「秋の夕日に照る山紅葉」という歌詞の「紅葉」は鳥取出身の岡野貞一が作曲した曲です。

岡野貞一による作曲には、この曲のほかに、「ふるさと」があります。

こちらの特集では、鳥取のおすすめ紅葉スポットをご紹介します。


【2024】秋を彩る鳥取市の紅葉情報

鳥取城跡 紅葉が石垣に映える城郭の博物館

  • 鳥取城跡三階櫓跡
  • 鳥取城跡 三階櫓跡と仁風閣
  • 仁風閣と宝隆院庭園
  • 鳥取城跡 三階櫓跡からの眺め
  • 吉川経家公像と久松山
  • 吉川経家公像と久松山
  • お堀端から見た鳥取城跡と仁風閣
  • 仁風閣庭園のツワブキの花
  • 仁風閣庭園
  • 天球丸から巻き石垣を望む

◆鳥取城跡

戦国時代中期に築城され、豊臣秀吉の兵糧攻めの舞台となった鳥取城。現在は建物の大部分が取り壊され、主に石垣や天守台が残されています。

最近では江戸時代の姿を取り戻すために復元計画が策定され、メインエントランスとなる橋と大手門が復元されました。

今後は、山頂の天守を除く麓の建物の復元が計画され、歴史・お城マニア必見のスポットです。


◆久松公園

鳥取城跡を整備して造園された久松公園は、鳥取市街地を一望できる絶景スポット。春はソメイヨシノを中心に約240本の桜が咲き誇る県内有数の桜の名所で、ぼんぼりでライトアップされた夜桜を楽しめます。秋は紅葉の名所としても有名で、久松山を背景に美しい風景を観ることができます。周辺には、旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸で、大正天皇の皇太子時代の御宿所として利用された、白亜の洋館「仁風閣」や鳥取県立博物館など、徒歩10分以内に観光スポットが集約されています。


◆仁風閣・宝扇庵・宝隆院庭園

鳥取城跡に建てられた仁風閣は、明治末期に建てられた当時の最先端技術がつまった国指定の重要文化財。大正天皇が皇太子時代に山陰を訪問された際に宿泊された場所として、当時の様子がそのまま展示されています。世界的にも珍しい柱のないらせん階段からは、建築技術の高さを伺えます。

芝生広場向かいの宝隆院庭園は、江戸時代後期に造園された池を回遊する日本庭園。鶴をかたどった池に、亀島が浮かんでいます。庭園の隅にある茶室「宝扇庵」は、鳥取城の一部として唯一現存している建物で、「扇御殿化粧の間」として江戸後期に建てられました。

桜や紅葉が美しい久松公園とセットで、多くの観光客が訪れる人気スポットです。

 

「仁風閣 長期休館のお知らせ」(2024年10月15日更新)

仁風閣は2023年12月29日(金)より約5年間、文化財保存修理工事のため長期休館しています。

その間、仁風閣敷地内にある宝隆院庭園と宝扇庵は引き続きご利用いただけます。

鳥取城跡周辺「観音院」「興禅寺」

  • 観音院
  • 観音院
  • 観音院
  • 観音院
  • 観音院
  • 興禅寺
  • 興禅寺
  • 興禅寺
  • 興禅寺

◆観音院庭園

観音院の境内にある国指定名勝の庭園。江戸時代に作られた池泉鑑賞式庭園で、芝生の傾斜が遠くの山に続くように見えるよう背景の山を借景に取り入れています。

この庭園の楽しみ方は、観音院の書院から抹茶を楽しみながら過ごす優雅なひと時。拝観料650円でお茶菓子付きです。


◆興禅寺

鳥取藩の藩主であった池田家の菩提寺として有名な興禅寺。 鳥取市の名勝にも指定されている美しい庭園を眺められる隠れスポットで、風情のある景色を楽しめます。池には鶴と亀をかたどった岩や、キリスト教が禁じられていた時代に信者が信仰していた「切支丹灯籠(きりしたんとうろう)」があり、江戸時代初期の文化を感じることができます。

国府町「鳥取藩主池田家墓所」「旧美歎水源地水道施設」

◆鳥取藩主池田家墓所

初代鳥取藩主池田光仲(みつなか)を埋葬したことを起源とし、その後の歴代藩主と藩主夫人や同族78基の墓碑が整然と立ち並んでいます。その周囲には、260基をこえる灯篭が家臣等により供えられています。 豊かな四季に恵まれた墓所の静寂の中、秋には美しい紅葉の名所として、多くの人びとが墓所を訪れます。


◆旧美歎水源地水道施設

鳥取市が1915年に山陰地方で最初に建設(全国では29番目)した近代水道施設。旧美歎水源地は量水施設や濾過施設の外形が当時のままの姿で保存されており、日本の近代水道施設の全体像をよく残していることから歴史的価値が認められ、2007年に国の重要文化財に指定され、2011年より国及び鳥取県の補助を受けて文化財の保存修理と活用整備を実施し、2018年に文化財施設として一般公開を開始しました。秋になるとイチョウが色づき黄色い絨毯が楽しめます。

鹿野町「雲龍寺」「鷲峯神社」

  • 鷲峯神社
  • 鷲峯神社
  • 鷲峯神社
  • 鷲峯神社
  • 鷲峯神社
  • 雲龍寺
  • 雲龍寺
  • 雲龍寺
  • 雲龍寺
  • 雲龍寺

◆雲龍寺

当時気多郡司であった紀氏常により建立され、天正年間に譲伝寺の忠岳和尚が双樹林山涅槃禅寺と称し再興したと伝えられています。また、池田家の家老日置忠俊が鹿野城主時代に水谷集落内へ移転し、その後1636年に現在地に移されました。

秋の時期は紅葉が美しく、期間限定で庭園が公開されます。

※2024年11月16日(土)、17日(日)に開催、秋の紅葉庭園公開は2024年で終了


◆鷲峯神社

神代の昔、八千戈神(大己貴命)が大鷲に乗ってこの山に鎮座したことによって山を鷲峰山と名付け、命をまつる神社としたといわれています。秋には参道の紅葉が美しく、この神社の狛犬は、青谷の石工・川六の傑作と言われており、愛くるしい顔に癒されます。

用瀬町「赤波川渓谷」

◆赤波川渓谷


鳥取市用瀬町赤波の赤波川渓谷甌穴(あがなみがわけいこくおうけつ)群は、 赤波(あがなみ)川の中流域で見られる巧妙な自然のアートと紅葉の景観がすばらしく、分布する花崗岩(かこうがん)が、川の流れで動く小石などに削られて、甌穴(おうけつ)、かめ穴、ポットホールなどと呼ばれる窪みを形成しています。


道が車一台ぎりぎりの場所もありますし、工事車両(トラック)も通行する日があります、お気をつけください。

青谷町「子守神社」

◆子守神社

青谷町八葉寺(はっしょうじ)にある子守神社は、推定樹齢約500年の大イチョウの黄色い絨毯をみることができます。また、神社の背後に約100mに渡って広がる大岩壁が圧巻です!


その他の鳥取市内や、鳥取市周辺の紅葉スポットは?

  • 諏訪神社(智頭町)
  • 諏訪神社(智頭町)
  • 豊乗寺(智頭町)
  • 豊乗寺(智頭町)
  • 樗谿公園(鳥取市)
  • 樗谿公園(鳥取市)
  • 城山神社(鹿野町)
  • 芦津(智頭町)
  • 芦津(智頭町)
  • みたき園(智頭町 芦津)

ご紹介した他にも鳥取市内には紅葉スポットがあります。

鳥取市内・鳥取市周辺の観光おすすめスポットはこちらをご参照ください→「鳥取市と周辺の秋におすすめスポット


また、鳥取市周辺の観光情報については、各町の観光協会等のホームページにも掲載されていますので、あわせてどうぞ。