鳥取砂丘といえばらくだ。朝9:15ごろの砂丘では、らくださん達の珍しい通勤風景に出会えます。
鳥取砂丘の見学は通常、鳥取砂丘ビジターセンター横から階段を上り、正面突破で馬の背を目指しますが、こちらではいくつかある鳥取砂丘の入口の一つ、「らくだ通勤砂路」穴場ルートをご紹介、実際に歩いてみましょう。
(ルート)
鳥取砂丘展望台~らくだの通勤路横の舗装道路(坂道約1分)を下る~西寄りの砂丘入口~オアシス~馬の背へ 片道約20分(往復約40分)です。
鳥取砂丘展望台~砂丘入り口まで
砂丘センター見晴らしの丘から砂丘を眺めたら、さあ実際の砂丘へ向かいましょう!ここで、通常はリフトに乗るのですが、今回は砂の美術館サブゲート、向って右にある歩道を下ります。横にある砂地の道は、なんと!あの砂丘のらくださん達の通勤ルート。朝の通勤時間に会えたらラッキーです。らくださんは1歩が大きいので、意外と歩くのが早いので驚かれると思います。下り約1分ほどで道を隔てていくつかある鳥取砂丘の入口の1つの前にひょっこり出てきます。(村上水産横)
その前の横断歩道を渡り、砂丘に入ると迷路のような、竹垣が見えてきますので、道なりに右へ右へ進みますと、馬の背やらくだ乗り場が見えます。
※らくださん達はもう一つ先の入口からショートカットして入ります。
砂丘入り口~馬の背まで
ここからはらくださん達と別れて、馬の背を目指して歩いていきます。鳥取砂丘ビジターセンターそばの階段からみる景色とはまた違い、人も空いているのでゆっくり砂丘を楽しめます。オアシスに近づくと、5月~6月にはハマヒルガオの可愛らしいピンクの花が咲いています。ここは撮影スポット!そして、オアシスの近くの湧水を観察することができます。馬の背の下に出現するオアシスは降った雨が地下水になって湧き出し、大きな水たまり、オアシスとなるのです。その湧き出しているところはまるで小川のよう、せせらぎのような音を聞くことができる場合もあります。オアシスを越えると馬の背がそびえたちます。ここは少しづつ、前へ前へと砂路を進みましょう。約47mの砂の丘、馬の背の頂上からは日本海が広がり、達成感が味わえること間違いありません。ぜひ、挑戦してみてください!
このルートは時間に余裕のある方、2度目の砂丘という方向けです。帰りはリフト(片道300円)で砂丘展望台に帰るもよし、そのまま砂丘会館前のバス停でバスに乗って帰るもよし、砂丘周辺のお土産やさんでゆっくりするのもおすすめです。2時間以上ゆっくり時間に余裕がある朝にお試しください。
<注意>
※夏は日によっては砂丘は熱中症対策が必須です。砂丘に入ると自販機もトイレも砂丘の中にはありませんので、必ず水分補給、日傘・帽子を準備していただき体調が芳しくないときは無理はしないでくださいね 。
※らくださん達に出会った場合は、驚かないようにそっと見守ってあげてくださいね。危ないので決して後ろには立たないように気を付けてください。