鳥取市の麒麟獅子と春祭り特集

鳥取市の春の訪れと共に開催される例祭での麒麟獅子舞や古くから伝わる伝統行事をご紹介します。

鳥取市の麒麟獅子と春祭り特集

宇倍神社例大祭・御幸祭

「商売繁盛」「金運上昇」にご利益があるとされる宇倍神社。毎年4月21日に行われる例大祭はこの地域の最も重要なお祭りで、約350年の伝統を受け継ぐ「麒麟獅子舞(きりんじしまい)」が奉納されます。この獅子は因幡地域(鳥取県東部周辺)を中心に見られる一本角が特徴の荘重で厳粛な舞で、鳥取県無形民俗文化財に指定されています。

前後の土日で行われる御幸祭(みゆきさい)では、全国屈指の大みこしが担ぎ出され、その宮出しと宮入り時の石段担ぎが迫力満点!荘厳な鎧をまとった武者行列や鳥取藩参勤交代を再現した奴の舞など見どころ満載です。また、艶やかな紅白の衣裳を着た巫女(みこ)の舞が祭りに彩りを添えます。地域の人々が一丸となって大切に受け継ぐ伝統あるお祭りです。  


■開催日 

2025年4月20日(日) 御幸祭  8:30~18:30

           宵宮  20:00~21:00 

2025年4月21日(月)  例祭  10:00~11:30 

春の例祭で舞う麒麟獅子舞を見に行こう

鳥取市の神社では春の例祭で麒麟獅子を舞う神社が多数あります。

普段、なかなか見る事のできない麒麟獅子の舞う姿を見に行くチャンス!

ぜひ、麒麟獅子を見に行ってみてください。


もちがせ流しびな行事

用瀬町に古くから伝わる風習で、旧暦の3月3日のひなまつりに花を添えた男女一対の紙雛を桟俵にのせ無病息災を願い千代川に流す行事です。美しい山々の緑と清らかな千代川の水を背景に人々の想いを託し、形を変えながら現在に引き継がれています。1985年に「もちがせの雛送り」として県無形民俗文化財に指定されました。

美しい着物で着飾った幼子が手を合わせて願いを込める姿は印象的です。


■開催日

2025年3月31日(月)/毎年旧暦の3月3日 

■時間

10:00~16:00 

観光客のひな流し:11:00~14:00

幼な子のひな流し:14:00~14:45