【関西発:日帰り】一人旅にもおすすめ!鳥取の民藝ゆかりの地をめぐるドライブプラン
関西方面から鳥取自動車道を利用して、近年注目が高まっている「とっとり民藝」ゆかりの地を訪れるモデルコースです。
窯元めぐりにはドライブがぴったり。日々の暮らしを豊かに感じさせてくれる「とっとり民藝」。お気に入りの品を見つけに出かけましょう♪
- 所要時間
- 14時間
- 交通手段
- 車

いなば西郷工芸の郷
いなば西郷工芸の郷で窯元をたずねる
鳥取市河原町西郷地区は江戸時代末期に初代が窯を築いた牛ノ戸焼、鳥取民藝の雄、因州・中井窯、そして独自の美意識で白瓷を追求するやなせ窯と陶磁器の3窯元が長年製作活動を続けてきた地です。近年では外部から工芸作家を受け入れを行い、工房を構える「いなば西郷工芸の郷」と言われています。

鳥取民藝美術館
鳥取駅すぐ近く!鳥取民藝に触れる場所
鳥取の民藝の父、吉田璋也(よしだ しょうや)が世界中から集めたコレクションや鳥取でプロデュースしたモダンな民藝品、約5000点を収蔵している美術館。
吉田は耳鼻咽喉科医として働きながら、黒と緑の染め分けが美しい牛ノ戸焼(陶器)をはじめ、木工・金工・竹工・染織・和紙など、さまざまな分野の職人を育ててきました。
庶民へ民藝品の美を広めるだけでなく、鳥取の職人たちへ美の基準を示すための教育の場として、この美術館を建てました。土蔵のような外観と細部までこだわって設計した障子などの館内装飾も見どころ!
隣にある「たくみ工芸店」では、牛ノ戸焼、因州・中井窯などの陶磁器や、染物など、吉田が携わった作品を買うこともできるため、窯元まで行く時間がない方は、こちらに寄ってみましょう!
併設の「たくみ割烹店」は、民藝品の器に盛られた地元食材を使った郷土料理を楽しめるところが嬉しいお店。一番人気の「牛すすぎ鍋」はしゃぶしゃぶのルーツです。

たくみ珈琲店
鳥取の民藝品と食をテーマにした「民藝カフェ」でランチ
鳥取の食と民藝をコラボレーションして「食の美」と「用の美」で鳥取の文化と憩いと賑わいの空間をご提供する珈琲店。たくみ珈琲店で提供している料理は全て、民藝の器に装いご提供しています。

岩井屋
とっとり民藝に触れることができる旅館で日帰り入浴
山陰最古の湯岩井屋は湯底に敷いた松板の真下から温泉が湧く「長寿の湯」は自慢のお風呂で、日本100名湯に選ばれました。また鳥取県唯一の「日本秘湯を守る会」の会員宿でもあります。館内は丁寧に一つ一つ作られた民藝の作品で彩られ、民芸品ギャラリーもご覧いただけます。
※一部販売も可。
※外来入浴は曜日・時間が限られます。予めご確認ください。
※外来入浴、宿泊のお問い合わせは公式WEBサイトをご覧ください。

クラフト館 岩井窯
暮らしを手づくりする
‟鳥取民藝の父”吉田璋也に16歳で出会い、その思想に感銘を受け、以来陶工へのみちを邁進してきた山本教行さんが開窯した岩井窯。
古き良き風情の色濃い岩井温泉の近く、緑豊かな自然に囲まれた山中に「クラフト館 岩井窯」として、作品の展示販売を行う「作品展示館」、岩井窯のうつわで食事できる「喫茶HANA」、山本さんがこれまでインスピレーションを受けた数々の資料を展示する「参考館」の3棟が並んでいます。
暮らしのなかに当たり前にある、けれど大切で味わい深い焼き物であるように、選ぶ人が、自分が良いと思うものをちゃんと選べるように、あえて「岩井窯らしさ」をつくりこまず、日々の変化を楽しみながら生み出される作品たち。暮らしに寄り添うとっておきのうつわに、岩井窯で出会ってください。

鳥取砂丘
旅の終わりは鳥取砂丘へで非日常を味わう
日本海に広がる美しい海岸砂丘で、観光できる砂丘として日本最大級の広さを誇ります。その一部は国の天然記念物にも指定されていて、起伏の大きさを象徴する「馬の背」は、真下から眺めると高さ約47mの砂の壁で迫力満点!また、日本海の風が作り出す風紋が大変美しく、刻々と表情を変える大自然は圧倒的な存在感があります。
らくだ乗り体験は異国情緒にあふれインスタ映え間違いなし! サンドボードやパラグライダー体験で思いきり汗をかいたり、心落ち着くヨガ体験での瞑想もおススメです。
◆熱中症にご注意ください
夏の鳥取砂丘はとても暑く、熱中症の危険があります。
砂丘内は日陰がありませんので、帽子・日傘などの日除けや飲み物を準備するなど、十分な熱中症対策をしてご来場ください。
体調がすぐれない時は入場を控えましょう。
また、日差しが強い時は砂も大変熱くなります。
裸足やサンダルで歩くと火傷の危険性があるので、靴下と靴を履いて歩きましょう。
◆らくだ乗り体験の営業につきましてのご案内(2025.1.24更新)
昨年(2024年)1月から土曜日・日曜日・祝日・春休み・夏休み・秋休み・冬休み・GW期間中及びシルバーウィークは、らくだとの記念写真のみの営業となります。
(平日もほとんどの場合、記念撮影を主体として営業しております。)
また、天候やらくだのコンディションによっては、予告なく当日の営業終了となる場合もございます。ご了承くださいませ。
詳しくはこちらをご覧ください→らくだや公式WEB
