【若桜町日帰りコース】若桜宿・不動院岩屋堂探訪 コース
鳥取駅から因美線・若桜鉄道に乗って若桜駅へ。若桜町営バスに乗り換え、日本三大投入堂の1つである不動院岩屋堂に向かい、中世の寺院建築をお楽しみください。その後、若桜駅周辺に戻り、水路とカリヤが織りなす独特な街並みを楽しみ、お昼は地元の食材を使った料理をお召し上がりください。
午後からは、文化伝習施設が並ぶ若桜郷土文化の里で、若桜町の歴史や郷土文化を楽しく学びましょう。若桜駅に戻る途中で、道の駅若桜「桜ん坊」に立ち寄りショッピング。若桜駅に戻った後は汽車の時間まで、駅構内の手動式転車台などSL時代の設備をお楽しみください。
『八頭郡日帰りモデルコース対決秋の陣』
投票期間:2024年10月29日(火)~12月15日(日)
詳細はこちら
- 所要時間
- 8時間
- 交通手段
- 徒歩・若桜町営バス・電車
若桜鉄道
鳥取県八頭町から若桜町を結ぶ営業キロ19.2キロの小さな鉄道
鳥取県東部八頭町と若桜町にまたがり走行する全長19.2㎞のローカル線「若桜鉄道」。2008年、若桜鉄道の終着駅に設けられた機関車転向のための転車台、若桜駅他、多くの駅舎やプラットホーム、第一八東川橋梁をはじめとする鉄橋など、関連施設23施設が国の登録有形文化財に指定されました。
四季折々の美しい景観に恵まれた日本の原風景を眺めながら、観光列車「昭和号」「八頭号」「若桜号」にもご乗車いただけます。
10:53 不動院岩屋堂着
日本三大投入堂の一つ
若桜橋
3連のヴォールトアーチが美しい国登録有形文化財
若桜民工芸館
古民家に約2,000点の土鈴が集う
仮屋通り
火災から家を守る、先人の知恵が生きる道
家と道路との間にあたる幅1.2mほどのひさしのついた私道で、豪雪地帯である若桜ならではのユニークなアーケードです。昔はこれが続いていて、雪や雨の日でも傘をささずに通り抜けができました。
この仮屋ができたのは明治18年の大火の後、当時の自治組織、若桜宿会で「家は道路端から約3.3m控えて土台を造ること。その土台から約1.2mの仮屋(ひさし)を付け、約60cmの川を付ける」ことなどが決められました。当時はこの仮屋が700m~800m連なっており、傘無しで通り抜けができたので「若桜よいとこ雨の日も仮屋づたいに傘いらず」と歌われています。一帯が国の重要伝統的建造物保存地区に選定されています。
昭和おもちゃ館
昔懐かし駄菓子やおもちゃを販売
蔵通り
風情漂うノスタルジックな散歩道
蔵通りには現在20の蔵があり、約300mにわたって商家の土蔵が連なっております。かつての城下町の名残として、往時の若桜宿の繁栄ぶりをしのばせています。独特の情緒をかもしだし、格好の散歩道となっています。
普段は白壁と赤瓦のコントラストが美しいこの蔵通りも、お盆の頃になると行燈が置かれ、幻想的な街並みへと変化します。若桜を代表するノスタルジックな街並みを歩いてみよう。
ごはんとおみやげyamaneya
県内スーパーでも大人気、あの焼きさば寿司はここで作ってます!
若桜郷土文化の里
若桜町の歴史と郷土文化をテーマにしたテーマパーク
・若桜町歴史民俗資料館について
1981年(昭和56年)まで山陰合同銀行若桜支店として使用されていた土蔵造りの建物を移築し利用しています。
町内の方々から寄贈された明治~昭和のゆかりの品々を中心に、町内の出土品や名石など若桜町の歴史・文化に関する展示を行っています。
・三百田氏住宅について
若桜町吉川集落に実際にあった江戸時代中期の庄屋を、2年間をかけ若桜郷土文化の里へ移築しました。典型的な日本家屋は貸しスペースとしても利用できます。
・無動山永福寺の山門について
若桜町の長砂地区、無道山永福寺より移築された若桜町指定有形文化財です。
・たくみの館について
郷土の文化、産業の資料展示の他、木工ろくろを使った木工体験でコマ、茶たく、こけし等、初心者でも簡単に作ることができます。
展示室はミニ美術館としても利用され、写真展、個展なども開催されます。
道の駅若桜 桜ん坊
SLが見える道の駅
「桜ん坊」は、道路状況や周辺イベントなどの情報コーナーや、広く清潔なお手洗い、授乳室、喫煙所、バイカーにうれしい屋根付き二輪駐車スペースなど、あると嬉しい設備が整った道の駅です。
休憩にはもちろん、物販所には精巧な工芸品や絶品吉川豚の加工品、町内で生産された新鮮な野菜・果物など、若桜町ならではの特産品が勢ぞろいしているので、観光やお土産選びにもオススメです。
併設の食堂では極力若桜町産の素材にこだわったメニューを提供しており、鹿ラーメンや鹿すき丼など、ジビエ料理も気軽にご注文いただけます。若桜町のおいしいを詰め込んだお惣菜やお弁当も物販所にて販売しています。
また、若桜鉄道若桜駅の裏手に立地しているので、タイミングが合えばSLが走行する姿を見ることができます。
17:34 若桜鉄道 若桜駅発
昭和レトロな木造駅舎と鉄道ファン垂涎の車両コレクション
郡家駅から若桜駅に至るローカル線の若桜鉄道若桜線。自然豊かな沿線風景がのどかで観光列車としても運行し、何よりも地元住民の足として重要な役割を担っています。
2008年、終着駅の若桜駅を含む関連する23施設が国の登録有形文化財へ登録されました。これだけ多くの関連施設が一括登録されるのは、全国初のことです。
昭和初期の木造駅舎そのままに水戸岡鋭治氏デザインで内装を一新した若桜駅は、駅構内でドリップしてくれる珈琲を味わえる、わかさcafe「retoro」、機関車を方向転換させるための手動式転車台や給水塔など設備の見学など、乗車せずともレトロモダンな昭和の香りを満喫することができます。
また、兵庫県多可町から譲り受けたSL「C12型167号機」がエアーコンプレッサーで圧縮空気を送ることで現在も走行しており、運転体験も可能です!
加えて若桜駅を含む若桜鉄道では硬券切符を使用しており、こちらも鉄道ファンに大好評!撮り鉄、乗り鉄、探検鉄、とにかく鉄道が好きな方!若桜町でお待ちしております。
【若桜鉄道切符のご案内】
通常の硬券切符とは別にお得な切符もございます。
■親子切符
■若桜鉄道おでかけきっぷ(事前購入)
【おすすめチケット情報】