【智頭日帰りコース】智頭宿・板井原集落満喫コース
鳥取駅から因美線を利用して智頭町へ。
智頭宿を歩きながら探索しつつ、紅葉の名所としても知られる『諏訪神社』や江戸時代創業の酒蔵『諏訪酒造』を巡り、試飲や買い物をゆっくり楽しめます。
さらに共助交通のりりんを利用して、『板井原集落』へ。江戸から昭和にかけての日本の山村風景が残る集落を紅葉と共に散策などいかがでしょうか。
お昼は智頭宿に戻り、石谷家住宅内の庭園の見える喫茶室でお食事を。
鳥取行の列車の待ち時間に智頭駅前のイカリスーパーで絶品豆腐をお土産にどうぞ。
『八頭郡日帰りモデルコース対決秋の陣』
投票期間:2024年10月29日(火)~12月15日(日)
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- 所要時間
- 9時間
- 交通手段
- 列車・共助交通のりりん
智頭駅 8:56
智頭町交通のハブ地点
智頭線の終点として鳥取県の出入り口とも言える駅です。
その歴史は古く、JR智頭駅は2023年6月に開業100周年を迎えました。
また智頭急行智頭駅も2024年に30周年を迎えます。
智頭駅前には観光案内所があり、更に10分ほど歩いた先には宿場町として栄えた智頭宿の町並みを観光することも出来ます。
智頭町総合案内所 暮らし屋 9:00~
諏訪神社
信州諏訪大社の分霊をいただく紅葉の名所
諏訪酒造
江戸末期から続く鳥取県最古の蔵元
大きな杉玉が目印、「梶屋」の屋号を智頭宿に掲げる鳥取県最古の酒蔵「諏訪酒造」。その始まりは江戸末期で、蔵人達は「天のない酒造り(酒造りにはこれで完成・終わりはなく、日々努力を重ねねばならない)」を規範とし今日まで脈々と酒蔵を繋ぎ続けてきました。
銘酒「諏訪泉」や、漫画「夏子の酒」に登場した大吟醸「鵬」、お酒好きから大絶賛の熟成原酒「満天星」など定番の商品から、智頭町出身の映画監督西河克己監督作品の名を冠した「絶唱」、星が綺麗に見られる県として知事が名付けた「星取県」オリジナルラベルの「満天星」などお土産にぴったりのご当地商品も取り揃えています。
お気に入りの一本をじっくり選べる試飲カウンターもあり、日本酒好きは絶対に立ち寄りたいスポットです。
AI乗合タクシー「のりりん」
地域の人々が協力して助け合う「共助交通」
「共助」とは、「地域の人々が協力して助け合う」という意味です。共助交通は、地域住民が主体となって自家用車等を活用し、有償で運送を行う仕組みです。 共助交通の運行を効率的に行い、地域の住民が日常的に利用できる利便性の高い交通基盤とするため、「のりりん」では乗合での運行を行うとともに、運行管理システムにAIを用いています。
※町外の方や観光客の方もご利用いただけます。ただし、以下の点についてご承知ください。
・パスポート登録は必要になります。
・観光利用の場合は、智頭町観光協会でパスポートの貸出しが可能です。
板井原集落
時が止まったかのような山里の原風景
板井原集落は、江戸時代に農業と炭焼きで栄えた集落であり、明治時代には養蚕が盛んに行われていた地域です。
山に囲まれた小さな谷間に広がる集落の始まりは平安時代に遡り、かつて平家落人の隠れ里であったとも言われています。
1967年(昭和42年)に板井原トンネルが開通するまでこの地に車が入ることはなく、徒歩で行き来する「六尺道」だけが唯一の道でした。
水車小屋、炭焼き小屋、かやぶき屋根の「藤原家住宅」、築50年を超える古民家群など、江戸から昭和にかけての日本の山村風景がそっくりそのまま残っているため、集落へ訪れるとまるでタイムスリップしたような気分になれます。
伝統的建造物群保存地区にも選ばれる板井原集落では、養蚕農家を改装した「古民家カフェ和佳」や、草木染工房「植物の糸と染め織り工房 草縁」がオープンするなど、古民家の保存、再生、利活用も積極的に行われています。
国指定重要文化財 石谷家住宅
広さ3,000坪! 商家のお屋敷と美しい日本庭園
江戸時代から300年以上続く商家である石谷家。林業で財を成した石谷家が、国内の銘木、最高の施工技術で建築した「石谷家住宅」は、重厚な大門、3,000坪という広大な敷地、部屋数が40以上ある邸宅、7棟の蔵、そして美しい日本庭園を有し、江戸~昭和という長い歴史の重なりを表現した貴重な和風建築として国の重要文化財に指定されています。
庭園の見える喫茶室は石谷家住宅内にある、美しい庭園を眺めながら御食事ができる喫茶室です。その他コーヒー(ホット/アイス)・ケーキセットなどの喫茶メニューもございます。