【2時間】駅チカwalk 民藝にふれる!
庶民が使う日用品にこそ真の美があるとして、鳥取で民藝(民衆的工芸)運動を起こした吉田璋也。彼が遺した「鳥取民藝美術館」や「たくみ工芸店」で、今人気の「民藝」にふれてみませんか。
お土産も買いながら、鳥取駅前をぐるっと巡る2時間です。
- 所要時間
- 約2時間
- 交通手段
- 徒歩
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鳥取駅北口
北口を出たら、地下道をくぐって道路の反対側へ渡りましょう。
屋根付きの「サンロード」をまっすぐ進み、抜けたら目的地はすぐです!
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鳥取民藝美術館/鳥取たくみ工芸店
鳥取の民藝の父、吉田璋也が世界中から集めたコレクションや鳥取でプロデュースしたモダンな民藝品、約5000点を収蔵している美術館。
吉田璋也は耳鼻咽喉科医として働きながら、黒と緑の染め分けが美しい牛ノ戸焼(陶器)をはじめ、木工・金工・竹工・染織・和紙など、さまざまな分野の職人を育ててきました。
庶民へ民藝品の美を広めるだけでなく、鳥取の職人たちへ美の基準を示すための教育の場として、この美術館を建てました。土蔵のような外観と細部までこだわって設計した障子などの館内装飾も見どころ!
隣にある「たくみ工芸店」は職人たちが手がけた品物を買取り販売する場として1932年に吉田璋也が開いたお店。牛ノ戸焼、因州・中井窯などの陶磁器や、染物など、吉田が携わった作品を買うこともできます。
- 住所
- 鳥取県鳥取市栄町651
- 電話番号
- 0857-26-2367
- 営業時間
- 鳥取民藝美術館/10:00~17:00
鳥取たくみ工芸店/10:00~18:00 - 休業日
- 水曜日(祝日の場合は翌日休業)、年末年始
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丸由百貨店/鳥のもの百貨
半世紀以上にわたって市民に支持されている、鳥取市内唯一の百貨店。
地下1階の「鳥のもの百貨」には鳥取県内の魅力的な商品が揃っていてお土産に最適♪
中でも「生姜せんべい」は吉田璋也が「焼く、曲げる、塗る」という全工程を職人の手で行うことで、駄菓子から「民芸せんべい」という概念を定着させたものです。
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アベ鳥取堂(鳥取駅構内 南口付近)
昭和27年の販売開始以来長く愛される「元祖かに寿し」や、お酒の肴に最適な「山陰の旬の味 とっとりの居酒屋」など、人気の駅弁を帰路のおともにいかがですか?
「強力」など鳥取の地酒も販売しており、車窓を眺めながら楽しみたい方には、お猪口がわりの紙カップのサービスも♪
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