【90分】「レンタサイクル」鳥取藩と徳川将軍家コース
鳥取藩初代藩主の池田光仲が徳川家康のひ孫であったことから、徳川家とつながりのある場所がいくつもあります。当時に思いを馳せながら、レンタサイクルでぐるっと巡ってみませんか。
- 所要時間
- 約90分
- 交通手段
- レンタサイクル
鳥取駅高架下第2自転車駐車場
鳥取城大手門<葵紋瓦>
大手門を創建した池田光政の後に長く鳥取藩を治めた鳥取池田家の初代・池田光仲が徳川家康のひ孫にあたることから、鳥取藩は後に将軍家から養子を賜るなど江戸幕府とのつながりが深く、外様大名では唯一「葵紋瓦」の使用が許されていました。
2021年に復元された大手門でも、史実に基づくとともに出土した葵紋瓦が精巧に復元されています。
鳥取東照宮<日光東照宮の分社>
池田光仲によって慶安3年(1650年)に「因幡東照宮」を勧請。
徳川の時代が終焉を告げ、明治7年(1874年)には、鳥取池田家の祖、池田忠継・忠雄・光仲の3柱(霊)を合祀して「樗谿神社」と社号をかえています。さらに同11年には前年に没した12代藩主池田慶徳も合祀され、以来祭神は5柱となっています。平成23年(2011年)に再び社号を変え、本来の「東照宮」に「鳥取」を冠して「鳥取東照宮」と称されるに至ったものです。
大雲院<東照大権現の御神体が納められた御厨子>
池田光仲が東照大権現(徳川家康)を祀る鳥取東照宮の祭礼を司る別当寺として、また徳川将軍位牌安置所・鳥取藩主祈願寺として建立。
そして御厨子は慶安3年(1650年)8月、江戸上野寛永寺で120人の僧侶によって開眼供養され樗谿(おおちだに)まで運ばれたものです。御霊屋正面中央上段には、法華多宝塔がご本尊として安置され、両脇に3代将軍家光・4代家綱・5代綱吉・8代吉宗・10代家治・11代家斉・13代家定の台霊が安置されています。
鳥取駅高架下第2自転車駐車場
18:30までに、レンタサイクルの返却をお願いいたします。
なお、お時間のある方には、鳥取東照宮近くの「鳥取市歴史博物館 やまびこ館」がオススメです。
2021年にリニューアルオープンした館内では鳥取の歴史についてわかりやすく紹介されていますよ。こちらで鳥取城の御城印も購入できますし、『レンタサイクルキー』と『鳥取市レンタサイクル特典ガイドマップ』の提示で、入館料が20%割引になりますのでぜひ足を運んでみてください!