【1泊2日】鳥取市横断!山と海と砂丘の絶景スポットを巡ろう
もちろん鳥取砂丘へ行くけれど、他にどこへ行こうか…そんなあなたに鳥取の大自然、山と海と砂丘の絶景を満喫する、車で巡る一泊二日のモデルコースをご紹介します。
- 所要時間
- 2日間
- 交通手段
- 車・徒歩
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雨滝
マイナスイオンの宝庫!名水が流れる落差40mの大きな滝
鳥取市東部にあるパワースポット。「日本の滝 百選」に選ばれた名瀑のマイナスイオンをたっぷり浴びて一日をスタート!
ブナやケヤキの原生林の中、高さ40mからごう音を響かせながら滝つぼに落水する様子は壮観です。
※2023年の台風7号の影響により「雨滝」は、当面の間、立ち入り禁止のため観光できません。
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鳥取砂丘
鳥取といえばはずせない鳥取砂丘で非日常を味わう
日本海に広がる美しい海岸砂丘で、観光できる砂丘として日本最大級の広さを誇ります。その一部は国の天然記念物にも指定されていて、起伏の大きさを象徴する「馬の背」は、真下から眺めると高さ約47mの砂の壁で迫力満点!個性的な地形や見どころも多く、刻々と表情を変える大自然は圧倒的な存在感があります。
おすすめは、比較的涼しく散策しやすい日の出前です。
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海鮮祭ホーエンヤ わったいな店
ランチは鳥取どんぶり
「味覚のお宿 山田屋」が運営するレストランでランチ。鳥取の海鮮や鳥取和牛を使った丼が味わえます。おすすめは山田屋名物「元祖いか丼」です!
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白兎神社
かわいい白うさぎがお出迎え!インスタ映えする恋人たちの聖地
出雲大社の神様の縁を結んだ「因幡の白うさぎ」が祀られています。日本で初めてのラブストーリーの発祥地として「恋人の聖地」に認定され、人気急上昇の縁結びスポットとなりました。境内には、かわいい白うさぎの石像が並び、世界中から多くの参拝客が訪れます。
社務所には白うさぎをモチーフにした絵馬やお守りが並び、五つの石が入った「結び石」が有名です。願い事を込めて鳥居や白うさぎの石像にのせると願いが叶うと言われています。
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白兎海岸・白兎の丘
日本海を見下ろすフォトスポット
弓なりに連なる白砂の浜が美しく、夏は多くの海水浴客やサーファーでにぎわう白兎海岸。
白兎海岸西側の展望広場は白兎の丘と呼ばれ、神話のストーリーにちなんだ恋愛のパワースポットとして、愛の鐘やカメラスタンドが設置され、日本海を背に美しい写真が撮れるフォトスポットです。
「白兎の丘」へは車が進入できないので「道の駅 神話の里白うさぎ」の駐車場に車をとめてから歩いて行きましょう。
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魚見台
夕陽と漁火が美しい!海岸線が一望できる展望台
昔はイワシ漁の際に展望台から魚を探して漁船に向かって大声で指示をしていたという言い伝えがあり、「魚見台」とよばれています。
日本海にせりだした「長尾鼻」の付け根にあり、展望台からは「小沢見(こぞみ)海岸」や恋人の聖地として有名な「白兎(はくと)海岸」を一望できます。天気が良い日には鳥取空港や鳥取砂丘、中国山地の山々も見ることができる絶景スポット!夕方には日本海に沈む夕陽が海面をオレンジ色に照らし、美しい景色が広がります。夜には鳥取市街地の夜景や遠くに見えるイカ漁の漁火(いさりび)が美しく輝き、知る人ぞ知る穴場の夜景スポットとなっています。
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鹿野温泉 宿泊
山あいに佇む温泉宿に宿泊
山と海と砂丘を巡り鳥取市を横断、一日の終わりは西部にある温泉地「鹿野温泉」でひと休み。
通称「おんなの湯」ともいわれる泉質は弱アルカリ性の単純泉で肌がつやつやになると評判です。
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鹿野城下の町並み
城下町から宿場町へ 江戸時代の町並みが残る町
鹿野の城下町は戦国時代に整備され、江戸時代以降は京都と山口を日本海沿いに結ぶ山陰道の一部、「鹿野往来(しかのおうらい)」の宿場町として発展してきました。当時の建物を利用した古民家カフェやおみやげ店が軒を連ね、400年たった現在でも町中に整備された水路には名水が流れています。
近くにある鹿野城跡公園は、春には約500本の桜が咲き誇り、初夏にはホタルが飛び交う人気スポットとなっています。
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鹿野城跡
大切に受け継がれる歴史ロマンあふれる街並み
戦国時代の城主亀井家の居城跡。頂上の石と内掘、外堀の石垣に当時の面影が残り、天守跡からは日本海をのぞむことができます。
鹿野は軍事上の拠点であったことからT字路・L字路が多く、城への進入経路も工夫されています。京格子のある町屋が点在し、風情ある城下町として今もなお大切に受け継がれています。
春には約500本のソメイヨシノが見事に咲き誇る桜の名所としても人気のスポット。秋には、南側にある城山(妙見山)の参道辺りで約600本のもみじが紅く鮮やかに色づき、手軽なハイキングコースとして親しまれています。冬の真っ白な銀世界もまた格別に趣があり人々を魅了します。
歴史ファンに人気の「鹿野城 御城印」、「亀井玆矩 武将印」は、近くの鹿野往来交流館 童里夢(どりーむ)で販売されています。
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鹿野そば道場
ランチは職人こだわりの絶品そばを秘伝の自家製つゆで!
水と緑が美しい町、鹿野はそばの産地としても知られています。素材や道具にこだわり丁寧に作られたそばは、多くのそば通をうならせる極上の一品です。特におススメの「薫りそば」は、1日10食限定の早い者勝ち! 鹿野産そば100%使用のそば焼酎「わったいな」もあわせてご賞味ください。
おひとり様でも気軽にできるそば打ち体験も人気。鹿野町のベテランお母さんが楽しくにぎやかにそば打ちを伝授してくれます。その場でいただく打ち立てのそばは格別の美味しさです。
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