【8時間】智頭急行沿線を散策しながら鳥取へ!ローカル鉄道の旅
東海道本線(京都駅・新大阪駅・大阪駅・三ノ宮駅)と山陽本線(明石駅・姫路駅・岡山駅)からも発着する智頭急行「スーパーはくと」に乗って鳥取駅を目指すのもよいですが、普通電車に乗り換えて、途中下車で散策をしながらのんびりと鳥取駅を目指す、ローカル鉄道の旅を提案します!
<特集>智頭線で行くローカル鉄道の旅
- 所要時間
- 8時間
- 交通手段
- 電車

佐用駅
スーパーはくとから普通列車に乗り換えて
スーパーはくとの停車駅「佐用駅」。このまま乗れば、約1時間で鳥取駅まで着くことができますが、ここで普通列車に乗り換えて、のんびり行きましょう。乗り換えに時間があれば途中下車!

佐用の大イチョウ
樹齢1000年を超える佐用町の象徴
佐用町の象徴ともいえる大イチョウは、高さ約28m、根回り9.4m、樹齢1000年を超える、県の指定天然記念物。黄葉の時期には県内外から多くの人が観光に訪れ、例年11月上旬には、本樹のあるイチョウ公園でイチョウ祭りが開催されます。

佐用駅
次の目的地へGO!
普通列車に乗り換えて、次の駅を目指します。

平福駅
第4回「近畿の駅百選」に認定

道の駅 宿場町ひらふく(ランチ)
ローカルグルメを満喫♪
道の駅宿場町ひらふくは、かつて因幡街道随一の宿場町として栄えた場所で、情緒あふれる神社仏閣を散策する拠点にぴったりです。
お食事処では、地元で獲れたシカやカモなどを使ったジビエ料理や、地元で採れた新鮮なお野菜の天ぷらなどが味わえます。

因幡街道宿場町平福「川端風景(土蔵群)」
江戸時代初期、池田氏により城下町として整備された町並み散策
江戸時代初期、池田氏により城下町として整備され、一国一城令により利神城が廃城となったため、わずか30年で城下町としての用を終えた「平福」。その後、陣屋や鳥取藩本陣が置かれ因幡街道有数の宿場町として栄えました。街道沿いには、千本格子やウダツ、なまこ壁といった意匠が残る屋敷、土蔵群が残ります。

武蔵初決闘の場
13歳の宮本武蔵が兵法者・有馬喜兵衛に初決闘を挑んだ場所
時は慶長元年、佐用町の因幡街道沿いに栄えた宿場町平福の金倉橋のたもとで、剣豪武蔵は、13歳のとき新当流の達人有馬喜兵衛に初めての勝負を挑み一刀のもとに倒したといわれています。佐用川沿の石垣に並ぶ川座敷、土蔵群による川端風景の近くに五輪書序文の一節の碑があります。

平福駅
次の目的地へGO!
普通列車で次の駅を目指しましょう。

宮本武蔵駅
大河ドラマ『武蔵』で注目された駅

宮本武蔵青年期像
宮本武蔵駅に来たなら ぜひ立寄って♪
巨匠故・富永直樹氏により、平成7年に建立された高さ5.6メートルの若き日の武蔵像。
17歳の青年期の武蔵が表現されています。

宮本武蔵生家跡
武蔵が誕生した家
宮本武蔵は1584年生まれ。父は平田無二、祖父を平田将監といい、両人とも十手術の達人という武術家の家に生まれ育ちました。
生家はもともと、約60m四方の大きな構(かまえ)の中に立つ茅葺の家で、神社のそばにあったことから「宮本の構(みやもとのかまえ)」と呼ばれていました。建物は昭和時代に火災により焼失、1942年に現在の瓦屋となりましたが、大黒柱の位置は昔と変わらないと伝えられています。
1959年には宅跡が「岡山県史跡」に指定されました。

宮本武蔵駅
次の目的地へGO!
普通列車で次の駅を目指しましょう。

智頭駅
杉の町「智頭町」を散策!
智頭駅についたらJR因美線に乗り換えて鳥取駅へ。
■智頭町
町の面積の93%が森林を占め、杉の町とも言われる智頭町。
江戸時代は参勤交代の宿場町として、明治以降は林業の町として栄えました。
最近では森林浴や森林セラピーなど五感で森を満喫するアクティビティが体験できるエリアとしても注目が集まっています。

智頭町総合案内所 暮らし屋
1Fは智頭の特産品を販売するお買い物スペース、2Fは快適なワークスペースです
JR智頭駅の目の前にある、観光協会事務所や特産品の展示販売コーナー等を兼ね備えた施設が「智頭町総合案内所 暮らし屋」です。
1階カウンターではカフェ営業も行っています。電車が来るまで、空き時間があれば気軽に立寄り、ほっと一息。

鳥取駅
鳥取駅に到着!
鳥取駅に到着!
1泊して翌日は市街地・鳥取砂丘などを観光するのもよし。
帰りは智頭急行「スーパーはくと」で約2時間で帰ることができます。
