鳥取の「旬もの・地物」を満喫!
せっかく鳥取に来たなら「旬のもの」や「地のもの」を味わわなくては!
まちなかには、地元ならではの食材が豊富にあります。初めての食材と出会えるかもしれませんよ。鳥取の食材の魅力を知るなら、まずはお店にでかけましょう。
初めて訪れるお店はきっと「?」と「!」の連続でしょう。
なぜか鮮魚売り場にある焼さば!白バイってバイクじゃないの???とうふちくわは豆腐なの?ちくわなの?精肉コーナーにはオレイン55や大山ルビーと意味不明の言葉が並んでいます。
そんな時は勇気を出して、お店の人に聞いてみましょう。お店の人との会話も含めて鳥取食材の魅力と出会えますよ♪

さぁ、地元のお店に出かけよう!
鳥取には、日本海で獲れた新鮮な魚や恵まれた自然環境で育った野菜・果物やお肉、昔から愛され続けている練り物や調味料、最近ブームの地ビールなど、美味しくてワクワクするような食材がたくさんあります。
手軽に地元食材を見つけるなら、やっぱり地元のお店がいちばん。
お出かけするならオススメは午前中です。新鮮な食材がズラリと並んでいるので、見ているだけでもワクワクすることでしょう。
まちなかには、地元JAの直売所や、JAが運営するスーパーマーケット、市場や専門店など、鳥取食材を販売しているお店がたくさんあります。
また、少し足を伸ばしたら、鳥取港の近くには「地場産プラザ わったいな」と「鳥取港海鮮市場 かろいち」があります。地元の野菜・肉・魚介類はもちろん、ありとあらゆる特産品・ご当地グルメが所狭しと並んでいます。
さぁ、鳥取食材や鳥取グルメを探しに地元のお店巡りをしてみましょう!
初対面の魚達に驚きと感動!
近くの港で水揚げされた魚たちとの出会いには、初対面もきっとあるはず。食べればこれがまた「美味しい!」の極みです。
まず鳥取といえば、夏の「イワガキ」や「シロイカ」、冬の「松葉がに」に代表される日本海の幸を贅沢に味わいましょう。鮮度が命の幻のエビ「モサエビ」も外せませんね!
JR鳥取駅から歩いて約5分の鳥取駅前食品市場は、海の幸・山の幸が勢揃い。市場で購入した食材を食堂に持ち込んで調理してもらえます。刺し身・煮魚・焼き魚など、その食材にあった調理をしてもらえるなんて、最高の贅沢ですね!
元魚町の井上勝義商店は、昭和16年から続く老舗魚問屋のお店です。自社加工の干物や焼き魚、お弁当まで、鳥取の海産物を知りたいなら一度は訪れましょう。
その他にも、スーパーマルワなど、スーパーマーケットの店頭には、「ばばちゃん」や「ドギ」といった珍しい魚や「白バイ(巻き貝)」などが並びます。
地元で獲れた新鮮な魚介類の美味しさを贅沢に味わいましょう。
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シンプルで味わい深い郷土料理「子まぶり」
子持ちガレイの卵をカレイの刺身にまぶした鳥取の郷土料理。濃厚でコクのある卵が淡泊な白身を引き立たせ、ごはんのおかずや酒のつまみとして親しまれています。刺し身で食べられる新鮮さと、抱卵している冬場の条件が重なって作ることができる特別な料理なので、鳥取に来たならぜひ味わってみて。
(写真:鳥取県提供)

美味しいお肉が溢れる鳥取。あなたはどんな気分!?
鳥取には、牛肉、豚肉、鶏肉、ジビエなど、美味しくて良質なお肉がたくさんあります。
そんな鳥取の精肉コーナーには、「オレイン55」「大山ルビー」といったお肉らしくない?商品名が並んでいたりします。これは一体…??オレイン55は気高号の血統を受け継ぎ、肉質の脂肪旨味成分と言われるオレイン酸を55%以上含む鳥取和牛のブランド名です。大山ルビーは宝石のような名前ですが、赤豚と黒豚をかけ合わせたイイトコドリの豚肉のこと。しゃぶしゃぶで食べればその美味しさにとろけちゃいます。
その他にも、脂の甘みがクセになる「吉川豚」や、肉の味がしっかりとした「鳥取地どりピヨ」、全国的にも注目を集めている「とっとりジビエ」など、美味しい選択肢が豊富にあります。トスク本店美歎(みたに)牧場、地場産プラザわったいな、鳥取ファーマーズガーデンなどでご購入いただけます。
また地元のお肉屋さんもツワモノ揃い。鳥取の肉のことなら何でも来い!の木谷精肉店、いなば万葉牛などを提供する はなふさなど、精肉だけではなく、コロッケなどの加工品も見逃せないお店ばかりです。
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お肉と一緒に「地ビール」はいかが?
鳥取で注目の地ビール「AKARI BREWING(アカリ ブリューイング)」。鳥取市気高町産の日光生姜を熟成させ、まろやかな旨みを引き出してから副原料に使った人気のオリジナルビール「ジンジャーブラウンエール」は、マイルドですっきりした味わいの逸品です。
お肉料理とも相性抜群!

鳥取のソウルフード「とうふちくわ」。そこから広がる練り物の世界!
鳥取に来たなら、全国でも珍しいご当地グルメ「とうふちくわ」を食べるべし!江戸時代に鳥取で誕生した、豆腐と魚のすり身で作られた、ヘルシーながらも食べ応えある地元のソウルフードです。
全国1位を誇る「ちくわ王国」鳥取。スーパーマーケットの練り物コーナーには、かろや・ちむら・前田商店といった地元の加工業者のとうふちくわをはじめ、イワシ・カレイ・アゴ(トビウオ)など多種多様なちくわや練り物が並んでいます。
もう一つの特徴として、さつま揚げを鳥取では「天ぷら」と呼び、店頭には角天・丸天などの商品名で販売されています。
同じちくわや天ぷらでも、お店によって個性があるので、食べ比べるほどに鳥取の練り物ワールドにハマっちゃいますよ!
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入門編は「とうふちくわ」の食べ比べ!
鳥取のまちなか(元魚町)にある ちむら本店の「とうふちくわの食べ比べセット」は、とうふちくわ初心者にぴったり!3種のとうふちくわとドリンクを、店内で楽しみましょう。

まだまだあります、「おいしい鳥取」
二十世紀梨にらっきょう、白ネギや肉厚しいたけなどなど・・・、鳥取の「おいしい」は広がります。
本通り商店街のパレットとっとりにある直売所「さんフレッシュいなば」を訪れると農家さんが届けてくれた新鮮な野菜や果物がずらり。また、市内のスーパーマーケット(トスク、Sマート、サンマート、マルイなど)には、地産地消コーナーとして生産者の顔が見える直売コーナが設けられています。新鮮なのは当たり前ですが、その中でも鳥取は椎茸の研究が最先端。ステーキにできる肉厚な「鳥取茸王」などが生産されています。またらっきょうは、生のらっきょうを買って家で漬けるのが常識なんです。
お豆腐好きにおすすめしたいのが、日本の滝100選に選ばれた雨滝の近くで作られる「雨滝豆腐」。大豆をしっかり使ったコクのあるお豆腐です。
広がる鳥取の「おいしさ」を、皆さんもぜひ!
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個性豊かな「調味料」
新鮮食材に欠かせないのが、地元の調味料。地元で獲れたものは地元の調味料との相性が最高なんです。
魚を食べるなら楠城屋の醤油かイナサ醤油(山崎醸造本舗)。ちなみに楠城屋商店のさしみ醤油は東京や大阪のまぐろ屋さんにも納めているとか。正統派の一面もあればパクチー醤油なんてアレンジもあって侮れません。
最近では鳥取県産のビーツをを使ったピンク醤油やピンクマヨ、ピンクわさびなどのピンクシリーズも美に敏感な女性の間で人気上昇中です。
