倉田八幡宮
藩主の氏神さま
創建年代は不詳ですが京都・石清水八幡宮を勧請した神社で、鎌倉時代の1208年その荘園「滝房荘」の記録を初見とします。社領は1,113石余りあり、当時からこの地方屈指の大社であったと伝えられています。1581年羽柴秀吉の入国の際兵火で社殿を焼失、社領も没収されましたが、江戸時代に池田光仲公が藩主となってからは社殿を再建、松並木の参道を新設して、この社を一族の氏神と定めて以来、地方の信仰を集めています。
境内には、樹齢1,000年といわれる大イチョウがあり、また、倉田八幡宮社叢全体はタブノキの巨樹に富んでおり、山陰地方平野部の低湿地を代表する自然林の姿を残す社叢として学術的に貴重なことから、国の天然記念物に指定されています。
隔年に行なわれる神幸(みゆき)祭では麒麟獅子舞(県指定無形民俗文化財)、のぼり武者行列ややっこ舞などの神事が行なわれ、秋季大祭では民俗芸能のだるま踊り、因幡の傘踊などが奉納されます。
- エリア
- 鳥取市中心部(賀露含む)
- カテゴリー
- 神社仏閣・史跡・名勝
基本情報
- 住所
- 〒680-1131 鳥取県鳥取市馬場299
- 電話番号
- 0857-53-1235
- アクセス
- ・JR鳥取駅から車で約15分
・鳥取自動車道 鳥取南ICから約10分
- 駐車場
- あり