板井原集落
時が止まったかのような山里の原風景
板井原集落は、江戸時代に農業と炭焼きで栄えた集落であり、明治時代には養蚕が盛んに行われていた地域です。
山に囲まれた小さな谷間に広がる集落の始まりは平安時代に遡り、かつて平家落人の隠れ里であったとも言われています。
1967年(昭和42年)に板井原トンネルが開通するまでこの地に車が入ることはなく、徒歩で行き来する「六尺道」だけが唯一の道でした。
水車小屋、炭焼き小屋、かやぶき屋根の「藤原家住宅」、築50年を超える古民家群など、江戸から昭和にかけての日本の山村風景がそっくりそのまま残っているため、集落へ訪れるとまるでタイムスリップしたような気分になれます。
伝統的建造物群保存地区にも選ばれる板井原集落では、養蚕農家を改装した「古民家カフェ和佳」や、草木染工房「植物の糸と染め織り工房 草縁」がオープンするなど、古民家の保存、再生、利活用も積極的に行われています。
また、板井原集落で栽培・生産される大根の漬物「板井原ごうこ」は、一度は生産が途絶え「幻の漬物」となるも「板井原大根振興会」により約40年ぶりに復活を果たしました!智頭町総合案内所、智頭宿特産村、石谷家住宅、諏訪酒造などで購入可能です。
- エリア
- 近隣エリア(智頭町)
- カテゴリー
- 自然・景観
- 神社仏閣・史跡・名勝
基本情報
- 住所
- 〒689-1401 鳥取県八頭郡智頭町市瀬
- 電話番号
- 0858-76-1111
- お問い合わせ
- (一社)智頭町観光協会
- FAX
- 0858-76-1112
- アクセス
- ・鳥取自動車道 智頭ICから約15分
・JR智頭駅から車で約15分 - 駐車場
- 有(無料)
板井原町駐車場をご利用ください - ウェブサイト
- 智頭町観光協会公式WEBサイト古民家カフェ 和佳公式WEBサイト植物の糸と染め織り工房 草縁公式WEBサイト
- 備考
- 文化財、歴史についての問合せは智頭町教育委員会(0858-75-3112)