副ヶ滝
木々の間を縫うように流れる葉隠れの滝
副ヶ滝は、かつては智頭街道として往来のあった国道373号線沿いにあります。
滝前の河原まで降りることができ、水量の多い日には落差20m程といえど勢いよく落ちていく水流を間近で見る事もできます。
兵庫県側へ抜け京都へ向かう街道の難所であった志戸坂峠の手前に位置するこの滝は、旅人にとって定番の休憩スポットだったうようです。
「早く楽に京都に上りたい」といった意味の句がこの場所で多く詠まれ、「因幡民談記」「因幡誌」などに残っています。国道沿いには句碑も建っています。
新しいトンネルが開通し、自動車や列車で速く関西へ行けるようになった今日では、当時の人々の想いは想像するに止まりますが、昔も今も変わらず流れ落ちる副ヶ滝を眺めていると、どことなく心休まるような心地がします。
- エリア
- 近隣エリア(智頭町)
- カテゴリー
- 自然・景観
基本情報
- 住所
- 〒689-1425 鳥取県八頭郡智頭町福原
- 電話番号
- 0858-76-1111
- お問い合わせ
- (一社)智頭町観光協会
- FAX
- 0858-76-1112
- アクセス
- ・鳥取自動車道 智頭南ICから約5分
・智頭急行山郷駅から徒歩で約20分 - 駐車場
- 無
路肩に幅があるためそちらにご停車ください