青谷上寺地遺跡のまち 鳥取市青谷町

国史跡 青谷上寺地遺跡


青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡は山陰自動車道の建設に伴い発見された、鳥取県鳥取市青谷町にある弥生時代前期の終わり頃(約2,400年前)から古墳時代前期(約1,700年前)の集落遺跡です。交易の拠点となった集落で、日本海を行き交う人々で賑わいました。


青谷かみじち史跡公園のオープンにあわせ、今、青谷町は当時の弥生人達のように、県内外からの歴史ファンのみならず、たくさんの方々が行き交う町にしようと、町をあげておもてなしの気運が盛り上がっています。


(2024年10月18日更新)

青谷上寺地遺跡のまち 鳥取市青谷町

青谷かみじち史跡公園

  • ガイダンス棟
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  • ガイダンス棟
  • ガイダンス棟 ミュージアムショップ
  • 史跡公園
  • 案内図

国内屈指の弥生時代遺跡「国史跡 青谷上寺地遺跡」と、体感!とっとり弥生の王国に、新たな魅力が誕生しました。ガイダンス棟と重要文化財棟で1300点を超える国指定重要文化財が収蔵・展示されています。また、屋外では当時の風景が再現されています。弥生時代を楽しく学び、美しい出土品を鑑賞、弥生の景色を楽しみましょう!


【ガイダンス施設】

弥生時代のムラの様子や、弥生人がものづくりに使った鉄の斧、漁や農耕の道具、最近話題のDNA鑑定・復元した弥生人の顔などを、見ているだけでも楽しいカラフルな展示で、弥生時代をわかりやすく・楽しく学べます。勾玉、鏡の鋳造、くみひもなどの弥生体験もできます。


【重要文化財棟】※2階有料

青谷上寺地遺跡で出土した重要文化財を展示しています。花びらのような模様が施された木製の高杯、細かい装飾が施された鹿角製のくし、勾玉や土器など、弥生人の高い技術と美的センスを感じ取れる出土品を、じっくり鑑賞できます。展示品は定期的に入れ替えを行うほか、企画展示も行う予定です。

1階の眺望ラウンジ(無料)では、天候に関係なく公園をゆっくり眺めることができます。


【公園】

復元した高床式倉庫が建ち、弥生時代の地形・植物を再現しています。湿地には魚や虫などの生き物がたくさん棲んでいます。散策したり、イベント会場として楽しむことができます。

青谷かみじち史跡公園
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国内屈指の弥生時代遺跡「国史跡 青谷上寺地遺跡」と体感!とっとり弥生の王国に新たな魅力が誕生します。弥生時代を楽しく学び、美しい出土品を鑑賞し、弥生の景色を楽しもう!国史跡 青谷上寺地遺跡とは青谷上寺地遺跡は山…
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とっとり弥生の王国 青谷かみじちフェスタ2024
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「とっとり弥生の王国 青谷かみじちフェスタ」は今年で3回目となりますが、今年3月に青谷かみじち史跡公園が開園してからは初めての開催になります。青谷かみじち史跡公園の魅力を満喫できる内容になっていますので、ぜひご…
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Column

青谷上寺朗物語①

2021年に開催された「とっとり弥生の王国プレミアムシンポジウム 」続・倭人の真実 ―青谷上寺地遺跡に暮らした人々 ーで、青谷上寺地遺跡第8頭蓋をもとに復元した、倭人の顔の模型がお披露目されました。骨の主は熟年男性、1800年の眠りからよみがえったその姿は、どこかであったような、親近感のあるお顔でした。


その後、甦った「青谷弥生人」の名前が募集され、彼の名前は「青谷上寺朗(あおやかみじろう)」と名付けられました。青谷上寺朗はどんどん進化し、SNS X(旧Twitter)を始めたり、東京、大阪へ名刺を携えての出張をもこなしたのでした。

青谷上寺朗物語①

企画展『弥生のかご 暮らしを彩る「用の美」』

  • 重要文化財棟 企画展
  • 重要文化財棟 重要文化財展示室
  • 重要文化財棟 重要文化財展示室
  • 重要文化財棟 重要文化財展示室
  • 重要文化財棟
  • 重要文化財棟 眺望ラウンジ

青谷上寺地遺跡からは弥生時代に編まれた「かご」が豊富に出土しています。軽く、通気性、通水性に優れたかごは、古くから様々な用途に使用に使用されていました。弥生時代の人びとの暮らしに彩りをそえてきた「かご」の「用の美」にフォーカスします。



期間 2024年10月5日(土)~2025年5月18日(日) 

会場 青谷かみじち史跡公園展示ガイダンス施設重要文化財棟 企画展示室

開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)

会期中の休園日

10/28(月)、11/25(月)、12/23(月)、12/29(日)~1/3(金)、1/27(月)、2/25(火)、3/3(月)、4/21(月)

入館料 個人200円、団体150円 子ども・学生は無料

弥生人になりきって弥生体験はいかが?

  • 勾玉づくり
  • 鋳造体験(鏡、貨泉)
  • 管玉ブレスレットづくり
  • 組紐づくり
  • コースターづくり

わくわく弥生体験コーナー


青谷の海に面し、山に囲まれた豊かな自然環境は、弥生時代の人々の生活を支えるとともに、優れたものづくりを育むバッググラウンドでした。ガイダンス棟内の体験学習室では、その弥生人になりきって勾玉・組紐・鏡づくりなどの弥生体験が楽しめます。


体験メニュー体験料(税込)所要時間
勾玉づくり
500円60分
鋳造体験(鏡、貨泉)
1,200円90分
管玉ブレスレットづくり
700円60分
組紐づくり
100円30分
コースターづくり
300円90分
火おこし体験
無料20分


  • 体験受付時間  9:30-11:00、13:30-15:00

  • ※すべての体験が、小学校低学年以下は保護者の付き添いが必要です。


  • ※団体(20名以上)の場合は1か月前までにご予約をお願いいたします。


詳細はこちら「青谷かみじち史跡公園(公式WEB)弥生体験」をご覧ください。↓


Column

青谷上寺朗物語②

ついに2022年5月には、大反響を呼んだあの奇跡の迷イベント「青谷弥生人そっくりさんグランプリ」が開催!全国から我こそはと応募があり、10名のそっくりさんが青谷町に集結。それぞれアピールタイムでパフォーマンスを展開し、大阪から参戦した吉田昌弘さんが見事グランプリに輝きました。

吉田さんは「青谷弥生人そっくりさんグランプリ」に応募するにあたり、弥生人になりきるために髭をたくわえ、髪を伸ばし「弥生人はきっと太ってなかったはず!」と6キロも減量して出場されたのだそうです。

吉田さんとその他の出場者の皆さんはその後開催された「青谷かみじちフェスタ」をはじめ、各種イベントに参加されています。いつも気軽に写真撮影に応じられ、青谷上寺朗のことを吉田さんと呼ぶ人もあるくらい、なりきって青谷上寺地遺跡のPRに一役買っておられます。

2023年に開催された青谷かみじちフェスタでは「ねんりんピック はばたけ鳥取2024」のマスコットキャラクター、あおやかみじろうくんとツーショットも。

青谷上寺朗おすすめの弥生グルメ

  • カフェデルマー「青谷上寺朗カレー」
  • コーヒー&カレー五島「ホタテ発掘カレー(古代米)」
  • 青谷ようこそ館「弥生とるてぃーや」
  • 青谷ようこそ館「弥生バーガー」

青谷かみじち遺跡のまち 弥生グルメ


古代米、鳥獣肉、木の実、小豆、植物、貝類など、古代弥生人が食べていた食材を用いて、青谷町でしか味わえないメニューです。弥生グルメをぜひ1度食べてみんさいな~!


「青谷かみじち遺跡のまち 弥生グルメ」チラシデータ.pdf


町をあげておもてなしの気運を盛り上げようと地元関係者で立ち上げた「青谷かみじち・おもてなしプロジェクト」は、2029年度のグランドオープンに向け、今後も「おもてなし」の事業を展開予定です。

カフェ デルマー
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「青谷上寺朗カレー」
20種類のスパイスを使用した少し辛めのカレーと、テオティワカン遺跡が有名なメキシコの郷土料理チリコンカーンがダブルで楽しめる。さらにプライドポテトもついてお得。井手ヶ浜を臨みながら、ゆったりと過ごしてみては?
公式WEBサイト
コーヒー&カレー五島
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「ホタテ発掘カレー(古代米)」
ふわとろの玉子の下には大粒ホタテと古代米が隠れています。ホタテを発掘しながら楽しみながら食べ進める人気のメニューです。
公式WEBサイト
青谷ようこそ館
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「弥生バーガー・弥生とるてぃーや」
バーガーのバンズは地元のベーカリー、とるてぃーやの生地も地元の小規模事業所、野菜も地元産、パテとソーセージはジビエ肉、ソースとカッテージチーズはようこそ館オリジナルで地元の愛の詰まった弥生グルメをぜひご賞味ください!
公式WEBサイト

秋になったら上寺地遺跡のコスモス

鳥取市青谷町にある青谷上寺地遺跡のコスモス畑

地元のいくつかの団体の方々が毎年種をまいて、私達を楽しませてくれている青谷上寺地遺跡にあるコスモス畑。このようにきれいに咲かせるためには種をまく時期など、いろいろと研究を重ねて準備をしているのだそうです。場所は山陰道青谷インターの北側、すぐそばです。



Column

青谷上寺朗物語③

2024年3月青谷かみじち史跡公園の内覧会で、青谷上寺朗に次ぐ2体目の復顔像のお披露目(除幕式)が行われました。当初は頭蓋骨の形から女性と思われていたのですが、DNA分析で10歳代前半の少年の頭蓋骨とわかり、青谷上寺朗の妻になるはずが、弟ができたというエピソードがあります。この復顔像は、ガイダンス棟にて青谷上寺朗と一緒に見学することができます。そして、2024年7月には少年復顔像の名前が「青谷 来渡(あおや らいと)」に決定しました。


青谷上寺朗物語③

青谷町に来たらここも行ってみんさいな

青谷町は、緑豊かな山地に、美しい滝や渓流が見られ、海岸線には美しい岩場と砂浜見渡す限りの青海原が広がっています。長尾鼻や鳴り砂に代表される豊かな自然環境に恵まれ、因州和紙をはじめとした様々な産業や文化に彩られた町です。


あおやおもてなしマップ①.pdf


あおやおもてなしマップ②.pdf

あおや郷土館
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郷土出身の美術工芸作家の作品展示をはじめ、青谷町の歴史や文化をわかりやすく紹介。日本を代表する著名な作家の作品なども取り入れながら魅力的な企画展・特別展が開催されています。青谷町から京都府京丹後市までの東西約…
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あおや和紙工房(紙すき体験)
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筆が痛まないと言われるほど上質の和紙で有名な「因州和紙」。1300年以上も続く青谷の和紙の歴史を知ることができる和紙の博物館です。エントランスでは、虹色の照明で照らされた「和紙のオーロラ」の優しい光が素敵な空間を…
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子守神社
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青谷町八葉寺(はっしょうじ)にある子守神社は秋には樹齢500年の大いちょうが色づき、山陰海岸ジオパークにもなっている板状節理(ばんじょうせつり)安山岩が広がる、知る人ぞ知るジオスポットです。また、神社の背後に約10…
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井手ヶ浜「鳴り砂の浜」
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全国に20か所ある鳴り砂の中で、「日本一いい音」と高い評価を受けたことがある井手ヶ浜。晴れた日に砂浜を歩くと「きゅ、きゅ、きゅ」と美しい音色が聞こえます。砂が鳴るのは、美しい砂浜である証拠。サーフィンやSUPがレ…
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願正寺
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浄土真宗の寺で、本尊に手印上品下生の阿弥陀如来立像が安置されています。「ようこそ、ようこそ」のふすま絵や、妙好人(みょうこうにん)因幡の源左の名で知られる因幡源左座像がまつられています。この地域では「ようこそ…
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日置谷の寒桜
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日置谷の寒桜は、例年1月下旬ごろよりぽつぽつと咲き始め、2月中旬ごろに満開となります。年によっては雪と共に見られることがあり、花期が長いのが特徴です。寒桜としては全国的に見ても古木、名木に値します。日置谷地区…
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かちべ伝承館
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青谷町産の農産物を利用した豆腐づくり、味噌づくりなどが体験できる施設。体験で作った豆腐・味噌は、施設内の囲炉裏を囲ってその場で食べられるのが嬉しいポイントです。かちべ伝承館の近くには不動滝、湯原滝、妙円滝の三…
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青谷町ガイドネットワーク協会
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青谷めぐりコース「長尾鼻と夏泊 港町芦崎・宿場町潮津」、「石工川六作品めぐりと青谷上寺地遺跡」や勝部めぐりコース「不動山 天然記念物板状安山岩めぐり」など青谷町内のガイドをします。
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長尾鼻
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岬一帯の海岸は、日本海の怒濤に浸食された断崖絶壁・洞門・岩礁・奇岩等が連続し、その迫力のある岩石海岸は見る者を圧倒します。日本海に沈む美しい夕日を背景に、くっきりと浮かび上がる夏泊漁港側の獅子岩は見応え十分。…
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夏泊海岸
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ヒュウヒュウと海の磯笛が響く夏泊。海女たちの漁法は400年の歴史を超えて受け継がれています。この地域で獲れるサザエやアワビはの味は評判。
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